キューティクルをケアしましょう

髪の毛は自分自身を守るためにキューティクルという盾を外部に張り巡らせていて、それを幾重にも積み重ね多くの層を作る事でさらに防御力を高めています。

しかし、髪の毛が傷んだ時に真っ先にダメージを受けるのはキューティクル、ダメージによりキューティクルが剥がれ、層が薄くなったりすると必然的に防御力が低下し、傷みは加速度的に拡大していきます。

すなわち、キューティクルをケアするという事はダメージ予防にも大きく関わってくるのです。

まずキューティクルが髪を守るとはどういう事か?

大きく分けて3つの働きがあります。

・多層構造…個人差はありますがキューティクルは大体3〜10枚程重なった多層構造になっています。重なる事により防御力を高めている他に、タンパク質が多層に重なり「多層膜干渉」という現象が起き、光が綺麗に反射し髪の毛を艶やかに見せてくれます。

・呼吸…キューティクルには呼吸をする機能があります。これは乾燥している時はキューティクルを閉じて水分を髪から放出しないようにし、水を含んだ場合はキューティクルを開き水分を率先して放出して一定量の水分を保つ働きがあります。

・皮脂を運ぶ…キューティクルには根元から出た皮脂を毛先まで運び髪の毛を保護する役割があります。皮脂膜は髪を乾燥、紫外線、摩擦等から守り、潤いと柔軟性と滑らかさを与えます。

つまり、キューティクルがダメージを受けるとツヤが無くなり髪の毛の防御力が下がり、水分調節が出来なくなり、さらに保護膜がなくなる事によりよりバリア機能も低下し、結果ダメージは加速度的に拡大していってしまうのです。

それを防ぐ為に、151eでは8月から全てのトリートメントメニューに擬似的にキューティクルの層を作る工程を追加しました。

キトサンという網目状の分子構造を持って髪を守りながらも水の出入りが出来る物にオイルを染み込ませる事を繰り返し多層構造を作る事によって防御力を高め、18-MEAを補い皮脂運搬機能を回復させ、本来のキューティクルの多層構造に近い状態を再現していきます。

擬似キューティクル作りを行う事で内部に定着したトリートメントを保護することができ、髪の毛本来の手触りに近づける事ができます。

夏に紫外線等で受けたダメージは秋の乾燥でさら拡大していきます。

これ以上ダメージを加速させないためにも、サロントリートメントをしてキューティクルケアをすることをオススメします!

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

 

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