海の日

三連休真っ只中、天気も良く明日は海の日なので海に行かれる予定の方も多いと思われます。

以前違う記事でちらっと書かせていただいてたのですが、海の日にちなんで本日は海水による髪の毛のダメージについて書かせていただきます。

カンカンに照りつく太陽と広い海、楽しい楽しい海水浴なのですが、そこには髪の毛にとっては恐ろしいダメージが潜んでます。

まず一つは「紫外線」、髪や頭皮に紫外線が当たると老化の原因「活性酸素」が発生します。

活性酸素はお肌の中にあるコラーゲン、エラスチン等の繊維状のタンパク質を破壊し、水分を奪います。

頭皮は畑に似ていて、水気たっぷりの柔らかい畑には良い作物がたくさん育ちますが水が枯れた畑には良い作物が育ちません。

頭皮も水気がないと元気な髪の毛が育たないのです。

そして、活性酸素は様々な物を酸化させてしまうのですが、頭皮から出てくる皮脂も酸化させ「過酸化脂質」と言う悪玉の脂に変化させてしまいます。

過酸化脂質は毛母細胞を攻撃し毛の成長を阻害して抜け毛、薄毛の原因となります。

お顔の3倍以上紫外線を浴びてると言われている頭皮、紫外線対策をしないと抜け毛や薄毛を招く深刻なダメージを負ってしまう可能性があります!

そして髪の毛にとっても紫外線は大敵!

活性酸素は髪のメラニン色素を分解し、その分解されたメラニン色素があった場所にはメラニンホールと言うダメージの穴が出来てしまいます。

これが髪の日焼けのメカニズムです。

また、髪の毛の主成分のケラチンタンパク質を構成してるS-S結合と言う髪の骨組みのような箇所を酸化分解してしまいます。

骨組みを壊してしまうのでダメージしてしまうのは容易に想像出来ると思うのですが、このS-S結合はパーマをかける時に非常に重要な箇所なので、ここが壊れてしまうとパーマがかからない髪の毛になってしまうのです。

そんな恐ろしい紫外線のダメージ、それをさらに助長してしまうのが「海水」なのです!

人間の髪の毛はPH4.5〜5.5くらいで酸性側に傾いてる状態が1番髪の毛が強い状態なのですが、海水はPH8くらいあってアルカリ性です。

海水に髪の毛が浸かっていると髪の毛はアルカリに傾き、髪はふやけて弱い状態なり、さらに活性酸素はアルカリ側で活性化する性質があるので更に活性酸素が大量発生して紫外線の影響を更に強い物にしてしまうのです!

海水に浸かったあとは真水でよく髪の毛をすすぎ、砂浜にいる時はなるべく帽子をかぶったりUVカットスプレー等を使って髪や頭皮を紫外線から守りましょう。

そして酸化を防ぐ抗酸化ビタミンA.C.Eを摂取し、傷んだ肌の再生を促すタンパク質を摂取したり、体の内側からのケアも大切です!

それでも髪の毛や頭皮が傷んでしまった場合は頭皮用集中ケアトリートメントや髪の毛用集中ケアトリートメント等のサロンメニューやホームケア用品も揃えておりますので、夏のダメージに早急に対処しましょう!

楽しい海の日をお過ごしくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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