亜鉛

亜鉛を摂取すると髪に良いと聞いたことがある方も多いと思います。

亜鉛は髪の毛の主成分であるケラチンタンパク質の元になるので髪の毛にとって必要不可欠な物ですが、髪の毛以外にも亜鉛はとても大切で、不足すると様々な不調が現れます。

亜鉛は細胞の代謝に大きな影響を与えるので、不足すると細胞の新生ができなくなります。

その影響で肌のハリが低下したり抜け毛や髪の色が薄くなり白髪が増えたりするだけでなく、味覚障害、視力低下、記憶力低下、集中力低下など、様々な不調を招きます。

記憶力や集中力が低下する要因は、脳には亜鉛が多く含まれているからです。

不足により脳の神経間の伝達がうまく機能しなくなってしまうと記憶力や集中力の低下を招くだけではなく、うつ病や痴呆症の原因にもなります。

また、女性の亜鉛不足は卵巣の働きが悪くなってしまい生理不順を起こしたり、卵子にも多く亜鉛が含まれているので、不足すると不妊の原因にもなってしまい
ます。

そして、妊婦さんは大量の亜鉛を常に赤ちゃんに取られてしまうので常に不足状態にあり、さらに不足してしまうと赤ちゃんの成長不良にも繋がってしまいます。

このように美容のみならず健康や新しい命を育む為にも必要不可欠な亜鉛、多く含まれている食べ物は牡蠣を代表とする魚介類、肉類全般、ゴマやアーモンドなどの種実類、小麦胚芽やそら豆などに多く含まれています。

また、血圧やコレステロールを下げる薬、糖尿病の薬には亜鉛の吸収を阻害してしまう副作用を持つ物が多く亜鉛不足になる事が多いので注意が必要です。

痴呆症やうつ病の原因として深く関わってきますので、常用されている方は今まで以上に亜鉛摂取を心がけましょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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